ナショナル・セミコンダクター・ジャパンは、業界初の車載用警告/警報システムの音の増幅用モノリシック・アンプを発売したと発表した。
新製品『LM48100Q』は、交通信号の変化、後方確認、衝突回避など、車載ドライバー警告システムの警告音を増幅する装置で、10月20日から22日までミシガン州デトロイトで開催されている「Convergence2008」で新製品のデモを行う。
新製品LM48100Q Bomerオーディオ・パワーアンプは、マイナス40度から105度の動作温度範囲に対して適用されるAEC-Q100グレード2の規格要件を満たしている。この1.3Wモノラル・アンプは、スピーカとアンプの常時動作を確保し、故障発生を知らせるオープン・ドレイン・フォルト出力、故障時のダメージを防ぐ総合的な出力短絡/過熱保護の機能を備えている。
また、デバイス出力へのミキシングやマルチプレクシングが可能なデュアル・オーディオ入力を提供し、各パスは独立した32ステップのボリューム・コントロール機能を内蔵する。このオーディオ・パワーアンプは、5V時に6mAの低静止電流を提供、エネルギー効率の高い同社のPowerWiseブランド製品に指定されている。