MEGAWEBでの「i-REAL 運転体験」(7月26日 - 8月31日)に先駆けたi-REALマスコミ試乗会。同車開発リーダーで商品開発本部の森田真氏は、『i-REAL』の今後の進化と実用化について、「これからは雨の日にも走れるボディとか、荷物を積めるスペースとか、日常の段差を越えられる足回りなどに着手したい」と。
「現状だと、歩行モードでは電動車椅子のように免許なしのクルマ、走行モードだと原付免許が必要となるクルマとなってしまうので、いろいろな手続きや認可がいっぱい出てくることになるが、どうにかして暮らしの中に溶け込ませたい。それまであと5年はかかるでしょう」
さらには「i-REALは、シニアカーではない。ユーザーを限定したくはない。若い人たちにも楽しんで乗ってもらえるクルマにしたい」と意気込んだ。
もうひとつの試乗コースでは、デモンストレーターによる走行モードで走る姿を見ることができた。i-REALは車体を大きく傾け、機敏に軽快にグルグルと走り回っていた。