富士重工業は、電気自動車のコンセプトモデル、スバル『プラグイン・ステラ・コンセプト』を発表した。同社が市販化を検討している電気自動車の量産モデルはプラグイン・ステラ・コンセプト」をベースとする予定。
富士重は、将来の自動車の動力源として注目されているリチウムイオンバッテリーと、それを用いた次世代電気自動車の研究開発に取り組み、2006年6月からは東京電力と共同で、業務用電気自動車スバル『R1e』を用いた実用試験を行っている。
試験では、R1e 40台を東京電力や神奈川県の業務用車両として実際の交通環境の中で使用、さらなる車両開発に活用するために様々な走行データを収集してきた。
このR1eのEVシステムを『ステラ』に移植、ベース車のパッケージングやユーティリティを活かして、より幅広いニーズに対応することができる電気自動車モデルとして開発した。