【BMW X6 日本発表】クーペがクーペを超えていく…新セグメント

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BMWは24日、新セグメントとなるスポーツ・アクティビティ・クーペ『X6』を発表した。X6は、「クーペがクーペを超えていく」というテーマのもとに開発され、クーペ特有の優美なボディと高性能V8ツインターボ・エンジン、直6パラレルツインターボ・エンジンと組み合わされたまったく新しいコンセプトのモデルとなる。

同社代表取締役社長のヘスス・コルドバ氏は、同社にとってのクーペという存在を「非常に特別な存在で、美しさの代表としてデザイントレンドをけん引してきたモデル。歴代のBMWクーペモデル、『507』、『3.0CSL』、『6シリーズ』と、何十年前のモデルであってもそのスタイリングにきっと惚れ惚れしてくれると思う。それはBMWにとって単なる2ドアモデルではなく、美しさの象徴でもある」と語った。同社のクーペモデルは現行販売車種45モデル中9モデル、全体の20%を占めているという。

そして同氏はX6の導入意義については3つのポイントを述べた。「1つ目は、BMWのクーペモデルの“新しい価値観”を示すもの。既存の概念に全くあてはまらない4ドアクーペという新しいカテゴリーを市場に投入するということ」。

「2つ目は、BMWが遂行し続けている“製品構成”。このような新しいクルマをニッチな市場に投入することでプレミアムブランドとしてのBMWの力強さと存在感を示し、既存のお客様にとどまらず、新規のお客様の獲得することを命題にしている」

「3つ目は、“クーペラインナップの活性化”。この新コンセプト商品を通してBMWの起源ともいえる既存のクーペモデルをフィーチャーし、“駆け抜ける喜び”をより多くのお客様に知っていただきたい」と。

同社にとって“特別な存在”であるX6の目標販売台数を聞かれると、同氏は「あくまで未知数だ」と語り、「X5、X3の数をイメージしていただければおおよその数字は想像できると思う」とだけ付け加えた。

《レスポンス編集部》

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