マツダ、新型ディーゼルは2011年から世界展開

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マツダ、新型ディーゼルは2011年から世界展開
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マツダは、2015年にマツダ車の燃費を30%削減するため、ガソリンエンジン以外でも環境技術の開発体制を強化する。ディーゼルエンジンについては、各市場の最も厳しい将来の排出ガス規制に適合した新型ディーゼルエンジンを、2011年からグローバル展開する。

このエンジンでは、次世代直噴技術や高過給システム、NOx低減技術などにより、排出ガス性能の向上と同時に20%の燃費向上を計画している。

トランスミッションは、マニュアルトランスミッション並みの走行感と燃費性能を実現する高効率な新型オートマチックトランスミッションを2011年に市場導入する計画だ。

また、ロータリーエンジンは、新しいディメンションを採用し、DISIや急速燃焼技術などにより動力性能、燃費性能を大幅に向上させた新型ガソリンロータリーエンジン「16X」を2010年代初頭に市場導入する。

一方、水素ロータリーエンジンはマツダ『RX-8ハイドロジェンRE』30台をノルウェーのハイノールプロジェクトに2008年から順次納入する予定。

また動力性能を40%高め、航続距離を200kmに向上させた『プレマシーハイドロジェンREハイブリッド』の大臣認定を取得、公道走行を開始する。2008年度中にリース販売を開始する。

将来は、16Xをベースとし3.0リットルガソリンレシプロエンジン並の動力性能を持ち、航続距離を400kmに向上させた新型ハイドロジェンRE搭載車の実用化を計画している。

このほか、ハイブリッドについては、フォード技術の活用及び『プレマシーハイドロジェンRE』ハイブリッドに搭載したマツダ独自のシステムを含め、高効率なガソリンハイブリッド車の2010年代初頭の市場導入を目指し開発を進める。

《レスポンス編集部》

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