トヨタ自動車は、低炭素社会に貢献するためのアクションプランを発表。1997年から2007年までの10年間で、日本国内で販売した新型車の平均燃費は約28%向上したことを明らかにした。
トヨタでは、全長3m未満のボディーサイズに4人の乗車を可能とする『iQ』の、2008年内の発売を予定していて、車両の小型・軽量化に向けた取り組みを推進する。
また、コンベンショナルなエンジンとトランスミッションの効率向上に向け、2010年までに新シリーズへの切り替えを実施するとしている。
ガソリンエンジンは、2008年の1.3リットルと2.5リットルの新型エンジン導入により、エンジンラインアップの一新が完了し、新型1.3リットルのガソリンエンジンには、新開発のストップ&スタートシステムを採用する。
ディーゼルエンジンでは、2003年にDPNR付クリーンディーゼルエンジン、2007年秋にV8 4.5Lの新型エンジンを導入。2008年2月には生産累計2000万基を達成した。
またトランスミッションでは、オートマチックトランスミッションの多段化やCVT化を推進するとともに、2008年秋には高効率な小型6速マニュアルトランスミッションを導入することも発表した。