気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年6月2日付
●ガソリン170円台、ファミレス遠のく客足、空自は飛行訓練削減 倹約列島(読売・3面)
●ベルトせず1205人指導・警告、都内後部座席の義務化初日(読売・30面)
●社説:改正道交法、新ルールを守りたい(東京・5面)
●結いの心:トヨタの足元(4) 数字偏重する「カイゼン」(東京・26面)
●郵便事業会社 全車両を電気自動車に、2万1000台を順次、原油高に対応(日経・1面)
●道路特定財源の一般財源化に「賛成」61%(日経・15面)
ひとくちコメント
6月に入って全国各地のガソリンスタンドでガソリン価格が一斉に引き上げられた。きょうの朝日、産経、東京が1面トップで報道、読売も報道特集「スキャナー」でも取り上げている。
レギュラー1リットル当たり170円台後半に値上げするところもあって「日曜日なのにガソリンスタンドの客足は鈍く、車を手放すことを考えるドライバーも現れた」(東京)と報じている。
読売は「外食店の客足が減る一方で、燃費が良いハイブリッド車の人気が高まっている」と伝えているほか、日経は1面トップで「日本郵政グループの郵便事業会社が所有するすべての全車両(2万1000台)を電気自動車に切り替えていく」と報じている。
原油価格の高騰と「暫定税率」の復活で、ついに「170円時代」に突入したガソリン価格だが、産経によると「原油が1バレル200ドルまで高騰すれば、ガソリン価格は200円程度まで上昇する」と警鐘を鳴らす。6月に入り自動車ユーザーを締め付けるのは後部座席のシートベルトばかりではなかった。