出光とソニー、有機EL青色素子で世界最高レベルの発光効率

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出光とソニー、有機EL青色素子で世界最高レベルの発光効率
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出光興産とソニーは、次世代テレビとして注目される有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ用材料の共同開発の成果として、NTSC標準を超える深い青色色度をもつ有機EL素子で世界最高レベルの発光効率を達成したと発表した。

出光の材料技術とソニーのデバイス技術の融合により、25%が限界と言われている蛍光型発光材料を用いて、素子の内部発光効率(内部量子収率)を28.5%まで高めることに成功した。

これにより、有機ELディスプレイの低消費電力化を実現することが可能となる。両社は今後も共同開発を積極的に推進し、有機ELディスプレイのさらなる高性能化を目指す。

今回の成果については、5月18日から米国ロサンゼルスで開催されている「SID2008(Society for Information Display)」で発表する予定。

《レスポンス編集部》

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