昨年発表の『207』では、特徴的なプジョーのスタイリングをより極めたものとなっているが、今回発表の『308』はそれをさらに継続したもの。並べて見比べればサイズの違いに気づくものの、別々に見た限りでは区別しにくい。
スタイリングに違いがなければ、価格の点でより購入しやすい207へ顧客が流れることなども心配される。しかしプジョーによれば、207を見に来て、家族乗車を考慮してサイズで308を選ぶことや、取り回しや予算の都合などで308を見に来て207を選ぶパターンもあり、モデル選択の幅を広げた相乗効果が期待できるのだという。
308の販売目標は初年度2500台。今後、秋に予定されるワゴンタイプの『SW』の投入などで、さらなる拡販が見込まれるという。