日産自動車は、新たに策定した5か年計画「日産GT2012」の2つ目のコミットメントとして、ルノーとともに「ゼロ・エミッションの領域で世界のトップに立つ」ことを掲げた。
この実現のため、2010年に米国と日本に電気自動車を投入し、2012年にはグローバルに量販する計画を明らかにした。
ゼロエミッション領域で世界トップに立つのは、世界の環境変化に寄与するのが目的だ。現在、世界では二つの潮流が目を引く。ひとつめが急速に台頭しつつある発展途上国で、もう一つが環境対応だ。これらに対応するため、電気自動車を投入する。
日産では環境行動計画である日産グリーンプログラム2010については引き続き活動を進める。クリーン・ディーゼルは今年の秋に、『エクストレイル』に搭載して国内で発売し、2010年には米国にクリーン・ディーゼルの『マキシマ』を投入する予定。日産独自のハイブリッド車は2010年度に市場投入する。