【リコール】新キャタピラー三菱 ショベルローダー、走行できない

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新キャタピラー三菱は18日、ショベルローダーの動力伝達装置などに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2004年6月15日 - 2007年3月12日に製作された『901B』、『902B』、『903B』の3車種計3588台。

走行用油圧ポンプのホースの組み付け角度の指示が不適切なため、ホースと車体配線が干渉し、ホースから油が漏れたり車体配線が断線して走行できなくなるおそれがある。

また、キャノピー・オープン仕様の車両で、駐車ブレーキレバーの位置を検出するスイッチの耐水性が不十分なため、スイッチが作動不良を起こし、駐車ブレーキを解除しても走行できなくなるおそれがある。

全車両、ホースと車体配線を点検し、損傷しているものは新品と交換するほか、駐車ブレーキのスイッチを対策品と交換する。

不具合発生件数は、動力伝達装置が1件、駐車ブレーキレバーが2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

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