国土交通省、アルコール・インターロック装置に技術指針案

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国土交通省は26日、飲酒運転を防止するためのアルコール・インターロック装置に関する検討会最終報告をまとめ、発表した。

運転者が飲酒状態にある場合に、エンジンを始動できないようにする装置で、最終報告では呼気吹込式アルコール・インターロック装置の技術指針案を示した。

技術指針案は、欧州の技術基準(任意装備)の要件に整合させ、飲酒運転違反者への再犯防止対策として活用する場合の追加的要件として、電子記録要件や再測定に係る要件なども定めた。

また、呼気吹込式以外の飲酒運転防止技術については、検知技術の向上など技術開発の方向性を提示したほか、顔画像とアルコール検知器などを遠隔モニタする運行管理システムと遠隔操作でエンジンをロックできる装置を併せて使用するアイデアも提示した。

義務づけなどを含めた今後の活用方策については、警察庁など関係者間で引き続き検討を進めることが必要だとし、今後の動向やニーズを踏まえて装置の認定制度構築についても検討するとしている。

《レスポンス編集部》

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