【日産 スカイラインクーペ詳報】胸のすくような加速感

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日産新型『スカイラインクーペ』のエンジンには、クーペ専用のVQ37VHR型と呼ばれる、3.7リットルVVEL(ブイベル)エンジンが搭載されている。このエンジンはセダンに搭載のVQ35HR型エンジンをベースにストロークアップを図って作られているが、約35%もの部品を新規設計した新開発エンジン。

VVELとはバルブ作動角&リフト量連続可変システムのことで、BMWのバルブトロニックやトヨタのバルブマチックと共通の考え方を持ったシステムだ。

スカイラインクーペの開発を担当した車両開発主管の田村正樹さんは「VQ37VHR型エンジンは吸気バルブで燃焼室直前の吸入空気の量を直接コントロールすることで、優れたレスポンスを実現し、さらに低燃費と低排出ガスを両立しています」

「従って発進時から追い越し加速まで、あらゆる状況で胸のすくような爽快な加速フィーリングを味わうことができ、そのうえで燃費はセダンの3.5リットルを上回る性能を確保しています」という。

実際にVQ37VHR型エンジンを搭載したスカイラインの動力性能には、今までの国産車では味わうことができなかった心地よさがある。発進時にアクセルを踏み込んだ瞬間に強力な加速Gを立ち上げ、そのまま8000rpm近くまで伸びのある加速を実現している。

コーナーの立ち上がりでアクセルを開けたときのレスポンスのよさも申し分なく、ペダルを踏み込んだ量に応じて鋭い加速を与えてくれるので非常に走らせやすい。

専用エンジンを搭載することで得た、この胸のすくような加速感こそ新型スカイラインクーペ最大の魅力といえるだろう。

《岡島裕二》

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