国際ロボット展が開幕、各社自慢のロボットが勢揃い

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国際ロボット展が開幕、各社自慢のロボットが勢揃い
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「2007国際ロボット展」が28日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。同展は2年に一度開催され、今回が17回目。テーマは「『RTが未来を拓く - モノづくりからパーソナルまで -』で、199社66団体が出展し、過去最大規模での開催となった。

会場には、製造分野から非製造分野までの各種ロボットが勢揃いし、各社が競って自社のロボットをPRしていた。なかには、ロボットに獅子舞を踊らせたり、タコ焼きをつくらせたりといった、ユニークなデモも行われた。

特に今回は、近年の非製造分野技術のめざましい進歩に伴い、清掃、警備、災害対応などで活躍が期待される最新のロボットが多数展示された。また、特別企画として、消防救助隊員による災害救助ロボットを使用した実演も行われた。そして最終日の1日には、二足歩行ロボットの格闘競技大会「ROBO-ONE」の歴代優勝者が集結した「ROBO-ONEグランドチャンピオンシップ」が予定されている。

そのほか、ロボットに関する講演、セミナーも盛りだくさんで、自動車業界からは富士重工業取締役相談役(ロボットビジネス推進協議会会長)の竹中恭二氏が「サービスロボットビジネス創造に向けた鍵」というテーマで30日に講演を行う。また、29日はロボットサミットが予定されており、ファナックの稲葉善治社長、不二越の井村健輔社長、安川電機の利島康司社長らが出席する。

同展は12月1日まで開催され、主催は日本ロボット工業会と日刊工業新聞社。ロボットの動きを見ているだけでもおもしろく、ロボット業界に関係しない人でも見ておいて損のない展示会といえる。

《山田清志》

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