【新聞ウォッチ】日本ガイシもメキシコ進出 恵まれた立地条件

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年11月28日付

●オイルマネー世界を席巻 ドバイ投資会社 ソニーに大規模投資(読売・11面)

●なるほど経済:首都高の距離別料金制導入(読売・12面)

●三洋電機、事業再編 電池・電子部品に集中 不振の白物家電継続(朝日・12面)

●国内自動車生産6社が前年超え 先月、輸出が好調(朝日・13面)

●「スカイライン」検定実施(朝日・13面)

●チャイルドシート、6万台をリコール カーメイト(朝日・37面)

●トヨタ自動車 九州に自動車の開発拠点新設(日経・11面)

●メキシコに新工場 日本ガイシ(日経・11面)

●スズキ、中国合弁設立の契約調印(日経・11面)

●ダイハツ インドネシア製車 輸出(日経・11面)

●豊田通商 自動車販売店中国で3倍に(日経・11面)

●携帯サイトで価格比較、ネット駆使しガソリン節約(日経・33面)

ひとくちコメント

セラミック大手の日本ガイシがディーゼル車に使用する排ガス浄化用セラミック部材の工場をメキシコ北部に建設すると、きょう日経が報じている。記事によると、08年にも着工し、09年9月から米GM向けなど主に米国市場に供給するそうだ。

また、本サイトなどには、中国第一自動車グループ(通称:一汽)がメキシコで年産10万台規模の自動車組み立て工場を建設する計画だと伝えている。自動車メーカーや自動車部品メーカーなどがメキシコで新工場や販売会社を設立する動きが活発化しているようだが、隣国の米国とは陸続きで南米とも近い。しかも、相対的に労働コストが安価なこともメキシコに熱い視線が注がれている理由とみられる。

先週、筆者もホンダのメキシコ工場などを駆け足で取材したが、中国やインドのようなめまぐるしい躍動感こそみられなかったものの、少子高齢化が進む日本とは比較にならない若い不思議なパワーを感じた。また、カリブ海沿岸地域には油田が多く、オイルマネーの動きとともに日本の企業や投資家などはメキシコから目が離せない。

《福田俊之》

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