ホンダ、メキシコ工場累計20万台で記念式典

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ホンダは22日、メキシコ工場(ホンダ・デ・メキシコ)の4輪車生産累計が1995年の操業以来累計20万台に達したのを記念し、ハリスコ州エルサルトにある同工場にカルデロン大統領らを招き、記念式典を行った。

メキシコ工場はこの9月に能力を年3万台から5万台に引き上げるとともに、生産機種も『アコード』から、米大陸全域での需要が高まっている『CR-V』に切り替えた。

式典に出席した福井威夫社長は「メキシコの顧客への安定供給が整うと同時に、立地を生かし北米や南米への供給を拡大していく」と表明した。同日から米国への出荷を開始、来年初めにはブラジルとアルゼンチンへの輸出も始め、米大陸への供給拠点としても育成する。

一方、増産対応などに伴い730人の新規雇用を進め、08年夏までに従業員は2250人に拡大する。また福井社長は2輪部門なども含め06年から08年までの3年間の総投資額を1億4000万ドルとする計画も明らかにした。

メキシコでの今年のホンダ4輪車販売は、輸入車を含み前年より1割多い5万5000台となる見通し。

《池原照雄》

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