トヨタの森、開設10周年の記念式典を開催

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トヨタ自動車は、緑化活動の公開や体験型プログラムを行う里山再生モデル「トヨタの森」を活動してから10周年を迎えたのを記念し、愛知県豊田市にある「トヨタの森」施設内で、記念式典を開催した。

同式典では、トヨタの渡辺社長から関係者に感謝状を贈呈するとともに、今後の森林づくりに向けた取り組みやサステイナブルな社会貢献活動に関する方針について述べた。

「トヨタの森」は里山再生を通じた環境保全ノウハウの共有を狙いに、1997年10月に開設、「整備」、「調査」、「教育」を活動の3本柱の取り組みを進めている。「整備」では「エコの森クラブ」活動として従業員・OBによる除伐、草刈りなどを実施しているほか、緑化活動の効果を定量的に把握するための「調査」を定期的に実施、その結果を取りまとめ、ホームページ上で公開している。また、「教育」については、有識者による研究提言活動をはじめ、体験型の人材育成・啓発プログラムである「エコのもりセミナー」の開催などに取り組んでおり、これまでに延べ5万3000人以上が来場している。

《レスポンス編集部》

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