【東京モーターショー07】情報化社会の若者へ、日産 ラウンドボックス

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【東京モーターショー07】情報化社会の若者へ、日産 ラウンドボックス
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日産が東京モーターショーに出展している『ラウンドボックス』は、走りとエンターテイメントの両方向の魅力で、自動車に対する若者の興味を伺っている。

先行商品企画室の潮崎達也さんは、「若者の生活体系は、携帯電話を中心としています。常に人と繋がって当たり前という状態に着目しました。また、若者は車を移動の道具と思いがちです。その相反する要素を組み合わせ、新しさを提案をしています」と言った。

テーマに至る、具体的なシーンが2つあるという。「1つめは、ジェットコースター。みんなといる安心感のなか、同時にスリルを味わうといったプロセス。これは、常に携帯で仲間と連絡を取り合う若者に近いものを感じました。次に、スポーツバーに着目しました。話題がぶれず、経験を共有することで、高い満足感を得られるのだと思います」と、潮崎さんは言った。

これに通ずることを実現するための、仕掛けがある。「まずは、オープンルーフ、ロードサーフェースウィンドウです。後者は下方視界を確保し、同乗者のスリルを確保しています」

「次に、ドライブ中のコミュニケーションをとるためのインターフェースです。ナビ画面とは別に、インパネ左側にモニターを用意しています。携帯電話の中の画像を、そのモニターにBluetoothで転送します。また、ドライバーのナビ画面にも転送できます。これならドライバーは視線の移動も少なくすみ、会話にもついていくことができます」

「また、今回は走る楽しさを訴求するという、いちばん難しいテーマに取り組みました。従来のスポーツカーは、ドライバーだけが楽しむのものと捉えられている。ミニバンでは、ドライバーが同乗者から分離されて、職業運転手のようになってしまうのがデメリット。これらの理由があったからです」と潮崎さんは言った。

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