ダイハツ、9月中間期は営業利益が24%増

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ダイハツ、9月中間期は営業利益が24%増
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ダイハツ工業が1日発表した2007年9月中間決算は、主力の国内軽自動車販売がほぼ横ばいだったものの、インドネシアとマレーシアでの販売が回復、営業利益は前年同期比24.4%増の250億円と大幅な増益で過去最高となった。

国内販売は軽自動車がシェアトップを維持、全体では登録車の減少で3.0%減の26万7000台だった。海外販売は8.3%増の17万9000台。売上高は8.1%増の8186億円、純利益は12.7%増の126億円となり、いずれも中間期では過去最高を更新した。

通期は従来の予想を据え置き、営業利益は前期比1.2%増の550億円、純利益は19.4%減の280億円。純利益は税制改正に伴う80億円の減価償却費の増加があるためで、箕浦輝幸社長は「実質増益を確保する」と説明した。

また、原材料費の上昇が予測しづらく原価低減効果も控えめに織り込んだという。為替レートは1ドル=115円を前提とした。

《池原照雄》

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