BMWは東京モーターショーでワールドプレミアを2台発表した。『M3セダン』と『BMWコンセプト1シリーズtii』。M3セダンは他のMモデル同様、サーキットで開発され、公道で走行することを念頭に置いたクルマ。1シリーズtiiは1シリーズクーペをベースとしたデザインコンセプト。
ブースのプレゼンテーションでは、BMWのマーケティング担当取締役のシュテファン・クラウゼ氏がBMWの環境に対するコンセプトを説明した。「BMWエフィシェントダイナミズム」は出力向上、燃費改善、CO2削減などのテクノロジーの総称だという。
この中には水素エンジンも含まれ、再生可能なエネルギー源である水素こそが未来のエネルギー源であると強調、未来のモビリティーとはゼロ・エミッションであるとした。
また、ハイブリッド技術についても説明した。「BMWハイブリッド」はエンジンと2つの高性能モーターを組み合わせ、同クラスの通常の車に比べ、20%の燃費改善が行なわるものだとした。さらに、どのタイプのBMW車にも搭載可能。これにより、燃費のよさとスポーティーさは相反するものではないという点もBMWの特長だと強調した。