日産自動車が26日発表した2007年9月中間決算は、営業利益が2期ぶりの増益となった。売上高営業利益率は7.2%と、前年同期の7.7%には及ばなかったものの、第2四半期(7 - 9月)には8.4%まで回復した。
前年同期比で3.2%の減益だった第1四半期の営業利益率は6.1%と、同社のレベルとしては低迷が続いていた。しかし、グローバルな新車の投入効果やモデルミックスの改善により、第2四半期で大幅に上昇、カルロス・ゴーン社長は「様相が一変した」と評価した。
営業利益8000億円を予想している通期では7.8%の利益率となる。