気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年10月26日付
●日野、国内に新工場建設検討(読売・10面)
●東京モーターショー 商用車に環境型続々(朝日・11面)
●トラック再編の予感、環境技術、負荷軽減で生き残り(産経・11面)
●海外好調、ホンダ最高益9月中間(産経・11面)
●社説:モーターショー、進化目立つエコカー (東京・5面)
●観光バス 高級な装い、東京モーターショー(東京・8面)
●ダイムラー、最終赤字2500億円7-9月(日経・13面)
ひとくちコメント
東京モーターショーのプレスデー2日目は、国内外の主な商用車、部品メーカーの首脳によるスブリーフィングが行われた。きょうの各紙にもトラックやバスなどの新モデルの話題を取り上げた記事が目立つ。
商用車のブースでは、地球温暖化対策は大型車にも求められ、CO2Cの排出量が少ないクリーンディーゼルやハイブリッドなど環境対応の新技術を展示しているほか、三菱ふそうトラック・バスなどはユニークなデザインのハイブリッドタイプのダンプカーを初公開するなど、乗用車の展示に比べても決して見劣りしない。
ただ、国内市場をみると、ピーク時から規模が半減しており、産経が報じているように「再編の予感」も無視できないようだ。