【ホンダ フィット 新型発表】ポリシーを貫いた

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ホンダは、理想のスモールカーを目指して開発された新型『フィット』を発表した。走り、パッケージ、使い勝手を先代より進化させているという。事実上キープコンセプトのモデルチェンジとなった。

その理由について開発責任者の人見康平さんは、「先代のフィットもそうですが、狙いは多方面からユーザーを囲い込める“欲張った”クルマにすることでした。スタイルに関しては、スモールカーはもともと制約が多く、抑えるべきポイントが幾つかありますからね」と言った。

昨今、スモールカーでもダウンサイジングしたものが出現しているが、「燃費向上のためにクルマのサイズを小さくしたのでは意味がありません。ユーテリティ、ドライバビリィティを損なわないものにしなくてはいけないと思います。先代のネックとなっていた走行性能を強化するためにも、若干の全幅拡大程度に留めました」という。

「長くなった全長は、主にホイールベース拡大のために割かれています。他に、リアシートのスペース、ペダル周りが見直されています」。全長が伸びたことで、シートアレンジもより、やりやすくなったという。前席をずらす必要がなくなったからだ。

外観上で、ルーフラインのピーク以降がかなり下がっている。荷室の容量が一見減らされているように見える。しかし、「2段式のラゲッジボードの“フタ”を外せば高さのあるものも充分積み込めます」(同)という。なお、スペアタイヤは装備されておらず、パンク修理剤で対応することになる。

「国外市場へ軸足を移したのか?」という問いに対しては、「国外でもフィットは展開していますが、スモールカーは、19車種あるといわれる日本国内で磨かれるものだと思っています。スポーティな外観に振ったことも、国外市場を特に意識したわけでわありません。これがフィットの大事にすべきイメージなのではないかという結論になったためです」と人見さんは言っていた。

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