【新聞ウォッチ】国内活性化に重責を背負う2代目 フィット

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年10月19日付

●新車社会論:第3部 暮らしをのせて(4) / 地球に優しくエコ運転(読売・1、33面)

●新型フィットで反転狙う、ホンダ、全面改良(読売・10面)

●三洋電機が開発、車載カメラ合成死角を見下ろす(朝日・12面)

●警察庁所管法人 自動車保管場所標章シール 安く納入させ倍額販売(朝日・35面)

●自工会会長、国内販売、見通し届かず、若者の車離れ影響(毎日・10面)

●GM世界販売、最高7-9月期(毎日・11面)

●首位争い市場けん引? 冷え込む販売、熱い2車種(東京・3面)

●トヨタ放射光専用拠点、基礎研究分野工場目指す(東京・9面)

●新フィット海外部品17%、価格維持、国内テコ入れ(日経・11面)

●三菱ふそう1400台リコール(日経・38面)

ひとくちコメント

「従来の良い点は何ひとつ損なわず、厳しい要望を高次元で達成した」---ホンダが小型車『フィット』を全面改良し発表したが、会場で福井威夫社長は自信たっぷりに新車を紹介した。

きょうの各紙にもフィットの話題の記事が目白押し。「フィット勝負の全面改良,国内販売テコ入れ」(朝日)をはじめ、「新型フィットで反転狙う」(読売)、毎日と産経も「攻勢」の文字が目立つ。

東京は総合面の編集企画「核心」のコーナーでトヨタ『カローラ』とフィットの首位争いを取り上げて、両車種の特徴を徹底比較。プロ野球のクライマックスシリーズではないが、2強のライバルがしのぎを削ってこそ市場の活性化につながる。

新型フィットは起死回生を狙うホンダの戦略車というばかりではなく、低迷する国内市場の救世主になるかどうか。6年4か月ぶりに全面改良した2代目の責務は重大である。

《福田俊之》

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