ハー・ストーリィは、トヨタ自動車と女性層拡大と醸成を目的に「クチコミュニティ・マーケティング・ハー・ストーリィ」のテストを15日からスタートしたと発表した。
実施は、ウェブサイト、リアルの両面から行い、女性ドライバーに、クルマへの関心を高め、クチコミでトヨタ車のファンを広げるのが目的。ハー・ストーリィが独自に提唱するクチコミュニティ・マーケティングを活用し、トヨタの『ヴィッツ』と『パッソ』を対象に年内にスタートして、検証とノウハウの蓄積を重ねる。
ハー・ストーリィは、女性市場開拓のための新しいマーケティングモデルを模索するトヨタ自動車と「女性のクチコミ」の可能性について繰り返し討議して、印刷物、宣伝物などを女性視点を取り入れた表現物に変更するなど、効果を確認してきた。今回、これをステップアップしてクチコミュニティ・マーケティングを展開する。
クチコミュニティ・マーケティングは、「話題性とワードの設定」、話題性を共有する場(コミュニティ)の提供、情報接触、CGM(消費者生成メディア)を意識したクチコミの促進の4段階で進む。
今後、検証をスタートさせ、女性顧客市場の新たな開拓手法を模索する。