気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年10月11日付
●首都高速料金 「激変緩和が必要な距離別制度」(読売・3面)
●米トヨタ幹部、また引き抜き、フォードが触手 米紙報道(読売・10面)
●天ぷら油でダカール挑戦、トヨタ「ランクル」(読売・10面)
●携帯電話事業 三洋、京セラに売却へ(読売・10面)
●水素自動車 表舞台へ 武蔵工大 37年間の研究に脚光(朝日・13面)
●ソニー集中投資 エレクトロニクス完全復活急ぐ フィナンシャル上場3500億円調達へ(産経・8面)
●26日から東京モーターショー エコカー発進(下)石油→植物へ 素材も革新(産経・9面)
●スズキがリコール(東京・28面)
●ガソリン2週連続の上昇(日経・13面)
ひとくちコメント
米国トヨタの幹部が、またライバルメーカーによるヘッドハンティングで引き抜かれる。自動車大手フォードモーターが米国トヨタ販売のジム・ファーリー副社長を、マーケティング担当の副社長として採用するという。米経済紙『ウォールストリート・ジャーナル』の電子版が報じたのを受けて、きょう各紙が取りあげている。
それによると、ファーリー氏は、米国の小型車市場へのトヨタ自動車の進出成功を支えた功労者の一人で、特に若者に人気の小型車「サイオン」の市場開拓に貢献したという。
トヨタを巡っては9月に外国人として初めて本社取締役に就任した米国人のジム・プレス元専務(北米トヨタ社長)が米自動車大手クライスラーの副会長兼社長に、8月には米国トヨタ販売の別の副社長がクライスラーに引き抜かれたばかり。2度あることは3度あるというが、トヨタは人材面でも有能な外国人が狙われている。