飲酒運転の発覚を恐れて検問突破、直後に出会い頭事故

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7日未明、千葉県船橋市内の市道交差点で、飲酒検問を突破して逃走中の乗用車が赤信号を無視して進行し、青信号を遵守して交差道路を進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。警察では32歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

千葉県警・船橋署によると、事故が起きたのは7日の午前3時10分ごろ。これに先立つ同日の午前3時ごろ、船橋市本町1丁目付近で同署が飲酒検問を実施していたところ、1台の乗用車が停止命令を無視。そのまま検問を突破した。

待機していたパトカーがただちに追跡を開始。クルマは約5kmに渡って逃走したが、船橋市駿河台1丁目付近の市道交差点に赤信号を無視して進入。青信号に従って交差道路を進行してきた26歳男性が運転する乗用車と出会い頭に衝突した。双方のクルマは中破。男性は頚部打撲の軽傷を負っている。

逃走車両を運転していた32歳の男からは呼気1リットルあたり0.4mgのアルコール分を検出。警察では自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。調べに対して男は「飲酒運転が捕まるのが嫌だった」などと話している。

《石田真一》

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