【CEATEC07】ムラタセイサク君、今年も人気

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「CEATEC JAPAN 2007」(2-6日、幕張メッセ)には数多くのロボットも出展された。村田製作所の自転車型ロボット『ムラタセイサク君』は一昨年からCEATECに登場しており、今年もデモでは人だかりの山となった。

近年は、自社の技術力をアピールしようと、多数のメーカーが何らかの形でロボットを使ってデモンストレーションを実施することが多い。サーボやキャパシタ(バッテリー)などの性能をアピールするため、それらの部品を搭載している市販のホビー用ロボットなどを展示・解説・デモを行なう企業も多かった。

しかし、中には自社の総合技術でオリジナルロボットを開発し、デモンストレーションを行っている企業もある。そのひとつが、村田製作所であり、ムラタセイサク君である。

ムラタセイサク君に導入されている技術はいくつもある。ジャイロセンサ、超音波センサ、Bluetoothモジュール、圧電(薄型平面)スピーカー、EMI除去フィルタ(電磁ノイズ除去用の素子)、ルミセラ(セラミックだが透明でガラスよりも屈折率の高い新素材)、セラミック発振子(クロック信号を発生させる素子)など。そうした数々の技術により、ムラタセイサク君は補助輪なしで自転車を走らせてしまうのである。

ムラタセイサク君は身長50cm、体重5km、移動速度は2km/h。兄弟は7体おり、2体1組でイベントで活動中。1体の製作費用は高級車1台分とのことで、残念ながら販売の予定はないそうである。

《デイビー日高》

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