日産自動車は、「第40回東京モーターショー」の出展概要を発表した。ドライバーにとって楽しいパートナーであるかのような愛着感、信頼感を提供する『ピボ2』、新感覚オープンコンパクト『ラウンドボックス(R.D/B.X)』などのコンセプトカーを出展する。
ラウンドボックスは、すべての乗員に移動の楽しさを提供する、若者のための新感覚オープンコンパクト。ドライバーと他の乗員が、安全に、楽しくコミュニケーションできるキャッチボールディスプレイを装備し、乗員4人全員がコミュニケーションをとるのに最適な広さの室内空間。ベンチ風の座面にサポート性の高いシートバックを組合せたシートなど、一般的にはありえない異質な要素の組合せによるミックスカルチャーの演出が生む未体験の価値を提供する。
日産が提案したいクルマづくりの方向性は、「人にやさしい先進技術」、「ワクワクするドライビング」、そして「心に響くデザイン」が三つの柱で、これをベースに「すべての日産車には『GT-R』とピボ2の情熱と革新のエッセンスが込められている」というメッセージを発信していく。
また「コンパクトリチウムイオンバッテリー」や「3Dモーター」、「ポップアップエンジンフード」など、各種の技術展示も行い、環境・安全を中心に将来に向けた開発ビジョンと取り組みも紹介する。
また、2001年の東京モーターショーで、2007年のモーターショーへの出展を公表していた新型GT-Rの概要については、改めて24日に発表する予定。