9月20日から23日まで開催された、世界最大級のゲームショー『東京ゲームショウ2007』。携帯電話用ゲームも多数出展されており、その中にはクルマ・レース系のゲームもいくつかあった。
バンダイナムコゲームスは『リッジレーサーズモバイル』を、NTTドコモの次世代端末向けに開発中で、今冬サービス開始の予定。本作は、昨年からリリース開始されたメガゲームのひとつだ。
メガゲームは400×240ピクセルのワイドQVGAの解像度で描画されており、解像度480×272の携帯ゲーム機『PlayStation Portable』とそれほど変わらない。実際、本作は04年発売のPSP用『リッジレーサーズ』をベースに開発されている。内容では、スピードを向上させるニトロシステムなど新たな要素も追加されており、レースでの戦略性が増しているとのことだ。
au用にドワンゴとスパイクがタッグを組んで開発中なのが、『CRASH! デコトラ伝説』だ。12月サービス開始予定で、1ダウンロード525円(税込)。かつてヒューマンから発売されたデコトラを題材にしたレースゲーム『爆走デコトラ伝説』の流れを汲むゲームのひとつとなっており、プレーヤーはトラッカーとなってバトルに挑む。
新作のバトルは荷物の運送の早さをライバルと競うレースではなく、アクションゲームとなっている。4トントラック8台が敵味方に分かれて車体をぶつけ合うという内容だ。
特徴は、トラックなどの3DCGの描画にOpenGL ESと呼ばれるプログラムインターフェースが使用されている点で、トラックの動きが滑らかとなっている。また、プラモデルやラジコンなどのホビーメーカー・アオシマとのコラボレーションで、登場デコトラのプラモデルも発売される予定だ。