来季マクラーレン残留の可能性が低いとも噂され、さらに噂されていたフェラーリ移籍もジャン・トッドに完全否定されたフェルナンド・アロンソ。来年一年間休養するのではとの見方が出ているが、本人はきっぱりこれを否定している。
「一年休むなんて全く考えていない。僕はレースをしたいんだ。それが僕の楽しみだし、僕の望みだ」とコメントしたアロンソ。
ほぼ絶望的となったドライバーズチャンピオンシップ3連覇だが、アロンソは最後の望みをかけて残る中国、ブラジルで連勝を目指す。
「日本GPでのリタイアでチャンピオンシップ争いは厳しくなった。でもあと20ポイント獲れる可能性が残っているかぎり、僕はそれぞれのレースで全力を尽くす。毎年この時期になるといろいろと周囲が騒がしいが、僕の頭の中には上海とインテルラゴスで勝つことしかない」と、奇跡の逆転へ意欲を語った。