【CEATEC07】DVD規格戦争、Blu-rayディスクが勝利?

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2日より幕張メッセにて始まったIT・エレクトロニクスの総合展『CEATEC JAPAN 2007』。2日には、Blu-rayディスクアソシエーションによる、記者発表会が行われた。

発表会は、まずBlu-rayディスクアソシエーション取締役会共同議長の小塚雅之氏が、「Blu-rayの最新状況」と題した報告をまず行った。海外、国内のサポート企業、DVDのソフトおよびハードウェアの商品化状況、PC業界の製品化状況などを、すべてHD DVDとの対比を行いながら解説。どの切り口でもBD陣営が圧倒的に有利であることを伝えた。その後、BD陣営に加わっている大手ソフトメーカーの代表が新作紹介や挨拶を実施。映像でリドリー・スコット監督がメッセージを寄越したり、『未知との遭遇』のBD版の発売などの名作・大作が告知されたりもした。

また、日立製作所がホームユース用BDビデオカメラを商品化したことで、再生、記録、編集、ゲームなどHDワールドがほぼ完成。残すは、車載システムだけとなった。車載システムに関しては、東京モーターショーにて、パナソニック(松下電器産業)が製品を紹介するとのことである。ちなみに、ライバル陣営のHD DVDはアルパイン製車載プレーヤーの試作機を展示していた。

今回、一方のHD DVD プロモーショングループもブルーレイディスクアソシエーションと同じ第9から第11ホールにブースを構えていたのだが、こちらはソフトのラインナップを紹介するのみで、特に記者発表会などはなし。日本国内外で東芝が孤軍奮闘しているに等しい状態となってきており、中国市場にも参入を始めたBD陣営に遅れを取っている状況だ。BD・HD DVD戦争は、もうBDがほぼ勝利を手中に収めたといってもいいような、発表会の内容と、各社ブースの展示であった。

《デイビー日高》

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