日産、先進安全自動車 ASV-4 発表…車両間通信

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日産自動車は、国土交通省の「先進安全自動車(ASV)推進計画」に基づき、車両間の相互通信(車車間通信)を利用し、交通事故の低減を目指す先進安全自動車『日産ASV-4』を開発した。

ASV-4は、車車間通信を用いた注意喚起システムによって、出合頭事故等の相手が見えにくい状況でも、ドライバーがいち早く危険を回避するための行動を取ることが可能となり、安全性の向上が図れる。

また、ASV-4では、評価実験を通じて、実際のナビゲーション地図の活用や、通信機を搭載しない車両を含めた環境下でシステムへの過信をさせないような注意喚起の方法など、実用化を目指した課題への取り組みを行う。

今回公表したASV-4の搭載技術は、日本国内における事故全体の約6割を占める「見通しの悪い交差点での出合頭事故」や「右折時における対向直進車との衝突事故」、「左折時における二輪車巻き込み事故」、「追突事故」の4つを低減させるために有効な注意喚起システムの構築を進めたもの。

具体的には、通信により認識した他車両との衝突の可能性がある場合には、音とモニター内のアイコンでドライバーに知らせる。交差点での出合頭や右折時は、車両が一旦停止してから再発進しようとした際に、ドライバーが危険対象となる他車両を見落とす可能性について、注意喚起により、安全運転を支援する。

《レスポンス編集部》

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