双腕ロボット市場2010年に490億円…富士経済

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富士経済は、今年5-7月にかけて、日本、アジア、米州、欧州の世界4大市場の産業用ロボットおよび電子部品実装機、国内市場の業務・民生用ロボットなどを調査し、その結果を報告書「2007ワールドワイドFAロボット / RT関連市場の現状と将来展望」にまとめた。

展望は2010年の動向を調べたもので、世界市場では双腕ロボットは490億円、2006年から自動車組立ラインに進出して13.6倍に成長すると見ている。

小型垂直多関節ロボットは387億円で、日本の自動車部品組立て自動化を欧米も導入し、71%増加すると見ている。

国内は、パワーアシストスーツが今年にも立ち上がり、2007年の30倍に成長して30億円市場になると想定している。

産業用ロボットは日本、アジア市場に2518億円と世界4大市場の6割が集中すると見ている。ウェハ・液晶搬送ロボットは、日本と米州の市場が630億円、世界4大市場に98%が集中、ガラス搬送ロボットは台湾、日本、韓国市場が538億円で、世界4大市場の97%が集中すると見ている。

《レスポンス編集部》

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