マツダ、自然吸気ミラーサイクル エンジンを新開発…デミオ 新型に搭載

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マツダ、自然吸気ミラーサイクル エンジンを新開発…デミオ 新型に搭載
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マツダは、自然吸気「MZR」1.3リットル・ミラーサイクルエンジンを新開発、7月に国内で発売を予定している新型『デミオ』に搭載する。

マツダ車では初採用となるCVT(自動無段変速機)との組み合わせにより、10・15モード燃費23.0km/リットルを実現、現行デミオの10・15モード燃費19.2km/リットルと比較して約20%の改善となる。

新開発の自然吸気MZR1.3リットル・ミラーサイクルエンジンは、従来のMZR1.3リットルDOHCアルミ製エンジンをベースに、吸気バルブの閉弁時期を遅くしてポンピング損失の低減と熱効率の向上(高膨張比)を実現、吸気バルブタイミングの最適化のために、シーケンシャルバルブタイミングシステム(S-VT)を採用し、従来のMZR1.3リットルエンジンと比較して燃料消費率を改善しながら、定常走行/加速走行時のトルクを確保しているという。

また、CVTとエンジンの協調制御により、優れた燃費性能と滑らかで気持ちの良い走りを両立している。

新型デミオはパワートレイン領域での燃費改善に加えて、現行モデルに比べて約100kgの車両の軽量化に成功しており、軽快な走りと大幅な燃費向上を実現しているという。

自然吸気MZR1.3リットル・ミラーサイクルエンジンとCVTを組み合わせたモデルは「平成22年度燃費基準+20%」を達成。SU-LEV(平成17年基準排出ガス75%低減レベル)認定取得と合わせて「グリーン税制」に適合する。

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