日本軽金属、新・中期経営計画を策定…自動車などに重点

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日本軽金属は、2007年4月からの「新・中期経営計画」を策定した。

2002-2006年度の中期経営計画に引き続き、グループ収益力強化を最大の経営課題として位置づけ、とくにアルミ素材関連の基礎技術に注力し、新商品・新技術の創造を通じてグループ全体の成長を目指し、高い付加価値商品・サービス群で構成された企業集団を追求する。

基本方針では、成長分野への積極的な経営資源投入による事業領域の拡大、基盤ビジネスの分野での需要創造と収益力強化、海外ビジネスの積極展開など、8項目を掲げた。

その上で、具体的なアクションプランとして「自動車分野」、「電機・電子、機械・通信分野」、「環境・安全・エネルギー分野」の3分野を成長分野として事業の拡大を重点的に図る。

自動車分野は、グループの多くのビジネスユニットで関わりのある分野で、素材供給だけでなく、サスペンションやブレーキ部品などの足回り関連商品などの部品や部材までビジネス領域を拡大していく方針だ。

また、業界トップシェアのトラック架装事業やパネルシステム事業では品質向上、CS強化、提案型営業の展開などで、他社と差別化する。

《レスポンス編集部》

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