日産自動車は、4月4日からのニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)に、コンセプトカーのインフィニティ『EXコンセプト』を出展する。
インフィニティEXコンセプトは、新型ラグジュアリークロスオーバーのプレビューモデルで、クロスオーバーの多様性を備えながら、クーペを髣髴させる伸びやかで流れるようなデザインとしている。
同モデルには、量販モデルへの採用が期待される技術として、「アラウンドビューモニター(AVM)」と「レーンデパーチャープリベンション(LDP)」の2つの革新的なシステムを搭載する。
アラウンドビューモニターは、フロント・サイド・リアに搭載したカメラを用いて駐車時の死角を減らすシステムで、レーンデパーチャープリベンションは、インフィニティの既存のレーンデパーチャーウォーニングシステムをさらに進化させ、車線を逸脱しそうになった場合にドライバーに警告するとともに、VDCを用いて車両の向きを変える力を発生させ、車線内に戻ろうとするドライバーの操作を支援するシステムである。
新型クロスオーバー車は、2007年末までに北米市場へ投入を予定している。