トヨタ自動車は23日、中国の合弁会社、天津一汽トヨタ自動車有限会社で生産する『クラウン』が、中国の衝突安全試験で5つ星を獲得したと発表した。同試験で5つ星を獲得したのはクラウンが初めてという。
同試験「C-NCAP」は、自動車市場の拡大に応じて、車両の衝突安全性能に対する関心が社会的に高まっていることに対応し、昨年から中国自動車技術研究センター(CATARC)が実施し、結果を一般に公表している。対象は中国国内で販売された車両。
クラウンは05年3月に生産を開始し、一汽トヨタ自動車販売を通じて、現在までに累計約7万台を販売している。