【ストラーダ HDS910 長期リポート】その7 かゆいところに手が届く、豊富な検索機能

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カーナビの基本機能といえば「目的地検索」。この部分は長年、登録データ数の多さで競争があったが、HDDカーナビの台頭で収録データ数は急増。今ではどれだけ“調べやすいか”が重要なポイントになっている。

ストラーダ HDS910ではおなじみの「ツートップメニュー」で、よく使う検索方法を登録しておけるほか、詳細メニューでは8種類の選択肢から検索方法を選べる。ちょっとした停車中に目的地を調べるときはツートップメニューで、さらに検索方法を選びたいときは詳細メニューという2段構えの操作インターフェースは、わかりやすいだけでなく、日常的に使うほどに使いやすさが感じられる部分だ。

検索機能の細かい気配り

さらに細かく見ていくと、検索機能の中に「使いやすさ」へのきめ細かな配慮がある。例えば、一般的な住所検索では、50音表示の行をダイレクトに選べるタグ機能を用意している。タッチパネル操作時には操作のもたつきを抑えて、すばやく調べられるところに好感だ。

ジャンル別検索では、カテゴリーが多く、分類がしっかりされているので選択肢の絞り込みがしやすい。この場合、自分が探したい施設がどのカテゴリーにあるか迷う場合もあるが、そのときは「説明」ボタンをタッチすれば、カテゴリー内に含まれる属性が表示される。また、施設検索後のメニューでは、目的地周辺の駐車場を続けて検索することもでき、使い勝手はすこぶるよい。

「周辺で探す」でよく使う駐車場検索では、リスト表示段階で車高制限情報が表示される。最近のカーナビの多くは、この車高情報を持つものがほとんどだが、ストラーダではリスト上の見やすい位置に表示されるので、さらに使いやすいものになっている。ミニバンやSUVなどハイルーフ車のオーナーにとっては、うれしいポイントだろう。

「いざ」というときに安心な広域避難場所検索

さらにストラーダFクラスでは、「広域避難場所」の検索機能まで用意されている。これは周辺や指定したエリアで、被災時に指定される広域避難場所を探すものだが、ただ場所を示すだけでなく、避難場所の広さまでわかりやすく表示してくれる。これは旅行中の被災はもちろん、自宅付近の避難所を地図で視覚的に確認できるという点でも、いざという的に安心な機能である。

なお、この広域避難場所検索は、地上デジタル放送の緊急警報放送(EWS)とも連携しており、地震や津波発生時にEWSを受信すると、自動的に緊急警報放送の画面に切り換わり、災害速報を確認。続けて「現在地」ボタンを押すだけで、近隣の広域避難所が検索されるようになっている。

単なる地図情報だけでなく、EWS連携をするというところが、地デジ標準搭載ナビであるストラーダFクラスの特徴だ。

このようにストラーダFクラスの検索機能は、情報量が多くて高機能なだけでなく、使いやすく、さらに「いざというときの安心」まで考え抜かれている。このような細部にわたる作り込みに、同機の魅力である“こだわり”を強く感じる。

《神尾寿》

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