新型日産『スカイライン』には、登降坂やコーナリングなどのシーンに最適なシフトをするアダプティプシフトコントロールに、スポーティな走りを選択できるDSモードが設定された5速ATが搭載される。
そのほかにも、マグネシウム製パドルシフト(Type SP、Type Sに標準装備)や、マニュアル車でヒール&トゥをするような「シンクロレブコントロール」など、スポーツマインドを高める機能を採用している。
ライバルとなるBMW『3シリーズ』やメルセデス『Cクラス』には、6速や7速といったトランスミッションが搭載されていることに関して尋ねてみると、「段数が多ければよいという訳ではありませんが(クルマの個性により違ってくる)、このままで終わらせるつもりはありません」(説明担当者)という。
先代のスカイラインには、変速ショックのないトランスミッション「エクストロイドCVT」に8段変速マニュアルモードを装備したグレード「350GT-8」が設定されていた。
エクストロイドCVTのスカイラインへの搭載は試験的導入だったそうで、新型へは「重量とコストの面で」搭載されなかったとのこと。