【新聞ウォッチ】マツダ、フォードと合弁でタイなどに新工場を検討

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【新聞ウォッチ】マツダ、フォードと合弁でタイなどに新工場を検討
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年11月27日付

●断面:トヨタ・いすゞ業務提携、「ディーゼルハイブリッド」共同開発視野に(読売・7面)

●社会人野球日本選手権 富士重 堅守で頂点(毎日・16面)

●低燃費車、タイ、優遇税制構想復活視(日経・6面)

●三菱自が560億円調達、三菱東京UFJなど協調融資、新車開発投資に(日経・9面)

ひとくちコメント

今年もあと1カ月余り。師走前の飛び石連休は紅葉狩りなどに出かけたマイカー族も多かったようだ。戦後最長となった景気拡大。サッカーくじの「BIG」では史上最高の5億8415万円の一等当選が飛び出すなど、景気のいい話もチラホラ聞こえてくるが、一般庶民の実感は総じて薄い。

そんな中、飛び石連休中の自動車関連の記事に目を向けると、景気のいい話題ではマツダが筆頭株主の米フォードモーターと合弁で、タイに小型車の新工場を建設するという。24日付の日経朝刊が1面トップで報じた。500億円以上を投じ、09年にも年間20万台規模で生産する計画だ。さらに、北米での生産拠点の増強も検討中という。

また、ホンダが本格販売を開始した「ビジネスジェット」が「100機を即日受注」(24日付・東京朝刊)と掲載。24日付の朝日朝刊では「米国での日本車の快走が続いている」という現地レポートを取り上げている。

半面、GMが、販売不振の続くミニバン事業から撤退する意向であることを米紙『デトロイト・ニューズ』や『ウォールストリート・ジャーナル』などが伝えたほか、国内でも経営再建中の三洋電機が2200人規模の追加リストラを発表、24日の朝刊各紙が報じた。三菱ふそうトラック・バスの大型トラックでハブの亀裂が新たに2台見つかった(25日朝刊各紙)のも気になるニュースだった。

《福田俊之》

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