ミニ四駆プレスカップ第2回 レスポンス参戦記

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19日、模型メーカーのタミヤが静岡市ツインメッセ静岡で「ミニ四駆PROグランプリ・プレスカップ」(媒体対抗戦)を開催、自動車ニュースサイトの『レスポンス』が善戦した。

プレスカップは今回が“Round 2”。レスポンスチームは前回、事実上「レスポンスB」チームだった兄弟サイト『RBB TODAY』チームを継承する。前回成績は21チーム中20位。

媒体が集中する東京から離れた開催なのでエントリー数が減り、弱小レスポンスにも勝機ありと考えての遠征だったが、現地入りしてみると参加チームは強豪ばかり。遠征もいとわない熱心な、したがって強いチームばかりだった。レスポンスチームは傾向を読み間違え対策を誤るという、前回同様の戦略ミス。

第1競技のコンクールデレガンス。レスポンスチームは、なにせ前回プレスカップに参加するために初めてマシンに触った者ばかりなのでたいしたことは出来ない。もっとも勝負は、1位が投票総数19のうち3票獲得の2台タイと、票が広くばらけた。

第2競技は“ゼロヨン”=40m往復。レスポンスチームは14号車が出走、素人考えながら直線重視、最高速ねらいのセッティングが決まり、折り返しのキャッチ&リリースも比較的うまくでき、なんと2位を獲得。タイムは16秒台で争われ、スケール換算すると550km/h超の争いだ。

第3競技はロードコース・サーキットでの勝ち抜き戦。コンクールデレガンス対応で小径タイヤを履いていた13号車は低速・低重心が幸いし、2回戦まで進出。直線レース向けの14号車はやはり苦戦し1回戦敗退。テクのあるドライバーだったらレース間の短いインターバルでもセッティングを変えてくるのだろう。

ワインディング対応の15号車は期待通りの走り。スタートダッシュで他車に大きく引き離されるものの、周回を重ねると前に出てくる展開。今回のコース設定はレーンチェンジのオーバーパスが難所で、急カーブの連続と勾配の急変化のため高速マシンは安定を失うものが続出した。

15号車は競走相手のリタイヤにも助けられ決勝進出、あわてて新品電池を買いに走る始末。しかしここまでくると安定性、速度ともに優れたマシンばかりで、レースは15号車に活躍のチャンスなく終わった。

このように各競技でそこそこの成績を収めたレスポンスは、チーム総合2位、15号車が個人総合3位と、予想外の好成績で第2回ミニ四駆PROグランプリ・プレスカップを終えた。

《高木啓》

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