「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2006」が24日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。第2回目となる今回は、開催規模や内容を拡充し、国内外から335社・団体が出展した。
出展分野は、主に防犯、防災、リスク管理の3つのカテゴリーに分類され、今回は防災分野の出展が約半数を占め、なかでも災害対策についての積極的な参加が目立った。
たとえば、防災関係では人命探査機、画像探索機器、安否確認システムなど、また防犯関係では遠隔監視カメラ、監視ロボット、侵入者自動追尾装置など、最新の防災・防犯装置が多数展示されていた。
そのほか特別イベントとして、海上保安庁の大型巡視船「やしま」の船内を一般公開したり、現役警察犬5頭による救出活動を想定したデモンストレーション、陸上自衛隊の特殊車両の展示といった普段めったにお目にかかれないことも行われた。
同展は26日まで開催され、主催は東京ビッグサイトで、東京都が特別協力している。