トヨタ自動車は11日、テレマティクスサービス「G-BOOK」「G-Link」向けに、車両が盗難にあった場合、遠隔操作でエンジンを始動できなくする新サービス「リモートイモビライザー」を追加し、9月発売予定のレクサス『LS』から搭載すると発表した。
通常のイモビライザーは、キーの複製や電気配線の直結による自走盗難の防止に効果があるが、キー付きの盗難やキーが盗難にあった場合には効果がない。
新サービスは、車載通信機を介してセンターから遠隔操作することにより、車両を自走不能の状態にすることができる。テレマティクスサービスとの併用で、車両の確保をより確実にすることができる。
同サービスには、車両オーナーの携帯電話から、ドアをロックしたりウインドウを閉じたり、また、ハザードランプの点滅・消灯が行える「リモート操作サービス」も付加する。