三菱自動車は、オランダのネッドカーでスマート『フォーフォー』の生産終了に伴って、ダイムラークライスラーとの間で契約を締結したと発表した。ダイムラーと合弁で設立したエンジン開発会社から資本を引き上げる。
三菱は、フォーフォーの生産打ち切りについて3月から協議を続けてきた。今回、ネッドカーでのフォーフォーの生産を終了する。
また、三菱とダイムラーが折半出資で設立したMDCパワー社の三菱の保有株式をダイムラーに売却して、提携を解消することで合意した。
フォーフォーの生産終了に伴って発生する費用はダイムラーが負担するため、三菱の2006年度の業績予想は修正しない。また、三菱はフォーフォーの生産終了後も兄弟車である『コルト』の生産は継続するとしている。