トヨタ自動車の生産子会社、トヨタ自動車九州は18日、トヨタの国内エンジン工場としては4番目となる苅田工場(福岡県苅田町)の竣工披露式を北九州市内で開催した。今年度は13万基、来年度は22万基を生産する。
新工場は、トヨタ自動車九州の宮田工場が生産する『ハリアー』向けの排気量3.5リットルV型6気筒エンジンを生産する。トヨタが愛知県外にエンジン工場を設けるのは初めて。
トヨタ自動車九州は、昨年、レクサス専用の第2ラインを新設。生産能力を年間43万台に高めた。従来、愛知県内のトヨタの工場から供給していたエンジンを、昨年12月から操業している苅田工場からの供給に切り替えた。