気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2006年3月23日付
●景観配慮、ミニ標識、観光地規制緩和へ、まず金沢市全国拡大も(読売・1面)
●モーターショー バンコクの熱気(読売・8面)
●GMとデルファイ再建支援で合意 スト回避へ(読売・8面)
●中国での研究開発強化、日本車メーカー、ニーズに対応スピード勝負(毎日・10面)
●底は低く安全性高く、小型バス全面改良(産経・9面)
●ベトナム「スト」収束、話し合いの機運に期待(東京・11面)
●独ダイムラー、本社など売却へ(日経・9面)
●日産ディ株6.2%上昇、ボルボ協業で業績拡大期待(日経・11面)
●ロシアへ進出、トヨタに乗る、グループ企業追随、物流や商社も(日経・13面)
●ホンダ、「CR-V」提訴、中国「特許庁」を提訴、意匠権無効に不服(日経・13面)
ひとくちコメント
ホンダは、中国の国家知識産権局(特許庁に相当)の決定を不服とし、北京の裁判所に取り消しを求め提訴する方針を固めたという。きょうの日経などが報じている。
ホンダは中国の地元自動車会社、双環汽車(河北省)を相手取って、ホンダのスポーツ用多目的車『CR-V』に外観がそっくりのクルマを作っているとして意匠権侵害で訴えていたが、中国国家知識産権局はこのほど、ホンダのその意匠権は「無効」との審判を下していた。
ホンダは以前にも、バイクの意匠権について、同様に無効審判取り消し裁判で勝訴している。今回も司法の場で争う方針を固めたものだが、「コピー天国」の中国、汚名返上の日がやってくるのはいつになるのか?