三菱自動車は、ジュネーブモーターショーで『コルトCZC』を発表した。仲西昭徳デザイン本部長は「昨年のジュネーブで発表した『コルト・クーペカブリオレ・コンセプト』を、ほとんどそのままの形で市販化することができました」という。
「インテリアの質感はさらにアップしています。この小さな車体で2+2、特にプジョー『206CC』より大きなリアスペースを実現させたところに注目していただきたい」
ドイツでの販売価格はNAモデルで1万7000ユーロからと、206CCと同程度、ヨーロッパでは4月から発売だが、残念ながら現在は日本導入の計画はない。「右ハンドルも用意しますし法規的にも問題はないのですが、マーケットが小さすぎるという判断です。個人的に自分自身が日本で乗ってみたい1台なのですが」(仲西本部長)とのことだ。