1月30日に発表された新型トヨタ『カムリ』。モデルチェンジの度にボディサイズを拡大する車種が多い中で新型カムリは旧型とほとんど変わらないサイズを維持している。
「カムリはパッケージや動力性能、静粛性能など多くの部分で全てのクルマの基準になると考えている。今回はその基準をもう一段階高い位置に持ってきた」と、商品開発本部、第1トヨタセンターの布施健一郎チーフエンジニア。
「パッケージを進化させるためにホイールベースを55mm伸ばし室内空間を広く取ったが全長が伸び、回転半径が大きく扱いづらくなっては意味が無い」
「全長をキープするためにリアオーバーハングを縮めて対処した。結果トランク容量が多少犠牲になっているが、ゴルフバックは4セット問題なく積み込める。使い勝手に大きな影響は無い」