27日午前、小池百合子環境大臣が東京モーターショーの会場を訪れ、コンセプトカーや技術展示の視察を行った。ホンダの『シビックハイブリッド』やトヨタの燃料電池車『Fine-X』コンセプトなど、環境技術を中心に説明を受けた。
もっとも楽しんでいたのは日産の電気自動車『ピボ』コンセプトの試乗。大勢の観衆が見守る中、日産ブースの舞台上でピボに乗り込んだ。キャビンが回転すると、その独特の動きに車内でにっこり。視察時間が短かったため実現しなかったが、「自分でも動かしてみたかった」とも。
視察後、会見を行い、「2年前の乗用車ショーのときに比べて、さらに環境技術が大きく進歩している。環境は日本が得意とする技術が結集している分野。このスピード感をもって、日本の自動車メーカーが世界でリーダーシップを取っていってほしい」と締め、慌ただしく会場を後にした。